相馬主計
天保14年〜没年未詳
常陸国笠間藩出身。慶応3年入隊。
流山で出頭した近藤に土方らの書状を届けた際に逮捕され、近藤の処刑後に釈放されたのち陸軍隊に参加。仙台で旧幕府軍に合流して箱舘に上陸したのちは旧幕府軍全軍の軍監となる。松前攻略後は陸軍奉行添役となり、箱舘に詰める。
新選組最後の隊長となり、箱舘政府降伏後は投獄され、明治3年には竜馬暗殺の嫌疑で判決を受け、新島への終身流罪刑を言い渡される。
島民の娘であるマツを娶り、明治5年放免されて東京で暮らすがマツの留守中に割腹自殺を図ったとも言われる。
金子庄兵衛
天保3年〜没年未詳
桑名藩領の出身。百姓の次男として生まれ、桑名藩公・松平定敬の草履取役を務める。
桑名軍に属し、明治元年9月中旬、仙台で新選組に入隊する。
箱舘に渡ってすぐの10月24日、七重村の戦いで負傷する。箱舘では市中取締の任務に就いている。
箱舘政府降伏後は青森、東京、桑名へと護送され、明治3年1月まで謹慎生活を送る。以後不明。
参考図書「新選組大人名辞典 上」 新人物往来社刊



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